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rTMSとは

rTMS療法とは

rTMS療法は、抗うつ薬による治療が効かない、あるいは抗うつ薬による副作用が強く内服できないうつ病の方に対する治療です。双極性障害のうつ病相の方にも、病状がある程度安定していれば実施することも可能です。その他、強迫性障害、不安障害の方にも適応がある場合もあります。

rTMS療法には、非常に稀ではあるものの、けいれん誘発発作という副作用がありますが、大部分の患者さんにとって、刺激部位の一時的な痛み以外の副作用が殆どないというメリットがあります。

治療時間は短いものでは数分程度、長いものでも1時間以内です。
治療頻度としては、急性期治療では週に3回以上は受けていただいた方が良いです。
理由はrTMS療法の有効な治療効果を得るのに、一定頻度以上でrTMS療法を受けることによる蓄積効果を引き起こす必要があるからです。

rTMS療法は日本ではまだ非常に新しく、保険診療については日本ではまだ限られた施設に限定されています。今後日本での治療数が増えることで、徐々に実施可能施設が増えることが期待されています。

rTMS療法の適応を判断する際には、まずどのような精神科診断や病歴・治療経過を持った方なのかを初診段階で確認させていただく必要がございます。そのため、既に現在あるいは過去に他院にかかっている患者さんであれば、紹介状をご持参いただけますと大変助かります。また、rTMS療法の適応があると判断された場合であっても、現在内服されている薬物療法の内容によっては、rTMS療法の効果を引き出す上での支障になってしまう可能性があります。その際にはrTMS療法を導入する前の段階で、通常の保険診療として1-2か月程かけて薬物調整をさせていただくこともございます。

当院では、初回に保険診療診察2,500円~を行いrTMS療法に対する適応や今後の治療方針を決定します。その後は自費診療にて、rTMS初回受診9,350円(税込)、rTMS再診4,950円(税込)と、保険適用に近い金額での受診が可能です。

rTMS療法治療中は、rTMS療法の治療対象疾患に対する診察、処方など、別日に受診した場合であっても自費診療となりますのでご注意ください。現在通院中の医院にて処方を継続していただきながらrTMS療法を行うことも可能です。rTMS療法による治療対象になっていない疾患については、当院においても保険診療、保険による処方が可能です。
まずは当院にご相談ください。初診の際に、rTMS療法がどのような治療かを説明し、患者様一人一人にこの治療法が適しているかどうかを相談させていただきます。

反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法とは何か?

rTMSは、本邦でも既に特定の治療器に関しては薬事承認を受け、保険承認もされている治療抵抗性うつ病に対する治療方法であり、現在、様々な新規治療プロトコルを含め、他の精神疾患に対する治療方法としても世界中で研究されています。

薬物療法や心理療法とは異なり、rTMSは、脳の低活動領域または過活動領域を非侵襲的に直接刺激し、徐々に健康な活動パターンに回復させる治療法です。大脳皮質を刺激するために、rTMSは強力な集束磁場パルスを使用します。この刺激パルスは、対象となる脳部位に対応した頭皮にTMSコイルを置くことによって実施されます。これらの刺激パルスを繰り返し適用すると、刺激部位におけるニューロン間のシナプス機能を強化したり、減弱したりすることができます。

シナプスを介した神経接続の長期的な変化は、脳活動の持続的な変化を引き起こし、うつ病に関連した神経回路の異常活動パターンを正常化させると考えられています。

新宿・代々木こころのラボクリニックで
rTMS療法を受けることができる患者さんはどんな方か?

rTMS療法が適応になる最も一般的なケースは、薬物療法や心理療法に反応しなかったうつ病です。精神科で大うつ病性障害の診断を受けており、1~2種類の抗うつ薬を一定期間試しても効果がなかった場合、または、少なくとも2種類の抗うつ薬を試しても副作用が強くて薬物治療に耐えられなかった場合には、rTMS療法を検討する価値があります。

rTMSは現在、北米を中心として、双極性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、強迫性障害(OCD)、摂食障害、自閉スペクトラム症に伴う症状(特にうつ症状)に対する新規治療法としても少しずつ研究開発されています。新宿・代々木こころのラボクリニックのrTMSニューロモデュレーション部門では、これらの精神疾患に伴うrTMS療法の研究を行うことはありますが、大うつ病性障害以外の精神疾患に関しては、必ずしもrTMS療法を常に提供することができるとは限りません。

新宿・代々木こころのラボクリニックで
rTMS療法を受けることができない患者さんはどんな方か?

当クリニックでは現在、パーキンソン病をはじめとした神経変性疾患、慢性疼痛、耳鳴り、の治療は提供していません。けいれん発作は、非常に稀ではありますが、rTMS療法における重篤な副作用の1つであるため、けいれん発作の既往またはてんかんと診断されている患者さんは通常rTMS療法の対象にはできません。

また脳外科手術により脳内にデバイスが埋め込まれている患者さん、または頭頸部領域に金属異物がある患者さんも、rTMS療法の対象にはなりません。

脳梗塞・脳出血、脳外科手術、外傷性脳損傷、または脳に影響を与える他の神経疾患の既往歴のある患者さんは、当クリニックでのrTMS療法には適さない場合があります。

うつ病におけるrTMS治療の潜在的な利点について

うつ病に対するrTMS治療の有用性については、世界中の研究機関から査読付き英語論文に数多くの報告がなされています。トロント大学精神科・慶應大学精神科MTRラボおよび当クリニックrTMSニューロモデュレーション部門において、野田賀大がこれまで10年以上に亘りrTMS治療を実践してきた経験からは、標準的なrTMS治療を30セッション実施した場合、薬物治療抵抗性うつ病患者のうち、約5割が反応(うつ症状の重症度が半分以下に改善)、さらに約3割が部分反応(うつ症状が部分的に改善)、残りの約2割が無反応(うつ症状の改善を認めない)といった臨床成績を得ています。ちなみにrTMS治療を実施したせいで、うつ症状が悪化したケースというのは私自身経験したことがありません(ただし、rTMS療法実施期間中に重大な心理社会的なストレスイベントが生じた場合は除きます)。

rTMS療法が奏功した場合、効果は一般的に約4~12ヶ月持続します。また、持続療法としてブースターセッションを実施することも可能です。通常は週に1~3回を最大3か月間まで実施します。その後、さらに再発予防として、週に1回の維持療法を6か月間継続することも可能です。

他の治療法と比較した際のrTMS療法の利点について

rTMS療法は、大部分の患者さんにとって、刺激部位の一時的な痛み以外の副作用が殆どないというメリットがあります。電気けいれん療法とは異なり、rTMS療法には、記憶・注意・集中力および知的機能に対する既知の副作用がありません。rTMS療法は、麻酔や鎮静を必要としないため、患者さんはrTMS治療セッション後すぐに日常生活(家事・育児・仕事など)に戻ることができます。したがって、抗うつ薬に反応しなかった方、または抗うつ薬の副作用に耐えられなかった方、あるいは電気けいれん療法を受ける程には重症でなく、その治療を受けることに対して心理的な抵抗がある患者さんとっては、rTMSは魅力的な治療選択肢に成り得ます。

他の治療法と比較した際のrTMS療法の欠点について

rTMSの主な欠点は、治療のために毎日クリニックに通う必要があるということです。 クリニックから遠く離れて住んでいる人、フルタイムで働いている人、または親や介護者としてフルタイムの責任を負っている人にとって、週に5回・数週間継続してクリニックに通って来るのは非常に大変なことです。このため、殆どの患者さんはまず初めに抗うつ薬を試すことを選択し、抗うつ薬が有効でない場合や抗うつ薬の副作用で内服が困難な場合にrTMS療法を検討することが多いです。

もう1つの欠点は、他の治療法と同じく、rTMS療法もその効果が永続的な治療法ではないということです。通常、rTMS療法の効果は約4~12か月持続します。再発のリスクを減らすために、急性期の計30回のrTMS療法が終了した後も、定期的にフォローアップ外来を受診することが重要です。特に反復性うつ病の場合には、症状に応じて持続療法の継続、さらには再発予防を目的とした維持rTMS療法の実施が重要となります。

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