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新宿・代々木こころのラボクリニック コラム

COLUMN003

適応障害の診断書とは?医師が解説する基本知識

適応障害で休職を考えているものの、診断書の取得に不安を感じている方は少なくありません。「診断書はすぐにもらえるのか」「どのように会社に提出すればよいのか」といった疑問をお持ちではないでしょうか。 適応障害は、特定のストレス要因に対して心身が適切に順応できなくなった状態です。職場環境や人間関係などによって引き起こされることが多く、早期の対応が重要となります。 本記事では、精神科医の立場から、適応障害の診断書の正しいもらい方や休職手続きについて詳しく解説します。診断書の役割から取得方法、会社への提出の仕方まで、実践的なアドバイスをお伝えしていきます。

適応障害の診断書とは?

適応障害の診断書は、医師が患者の心身の状態を専門的に診断し、必要な治療や休養期間を証明する医療文書です。単なる「休むための許可証」ではなく、適切な治療と回復に向けた環境調整を行うための重要な証明書類となります。 診断書には、患者の現在の状態や診断結果が具体的に記載されます。基本情報として氏名や生年月日などが含まれ、病名として「適応障害」が正式に記載されます。さらに、症状についての詳細な説明が続き、職場のストレスや対人関係によってどのような影響を受けているか、日常生活にどの程度支障をきたしているかが記述されます。

治療の見込みや休養が必要な期間も重要な情報として記載されることが多いです。これは、患者が職場に提出する際に、どれくらいの期間休む必要があるのか、回復にはどれくらいの時間が必要かを示すためです。特に休職を申請する場合、この期間の情報は非常に重要な要素となります。 また、診断書には発行した医師の署名や病院の印が押され、公式な医療文書としての効力が確保されます。これによって、職場や公的機関に対して、適応障害の診断が適切に行われたことが証明されるのです。

診断書に記載される内容

適応障害の診断書には、主に以下のような情報が記載されます。

患者情報(氏名、生年月日、年齢など)
日時(受診日、発症日、治療見込みの期間など)
病名(適応障害)
症状の経過
身体所見および検査結果
処方内容
など

診断書の用途に合わせて、不必要な部分は省略されたり内容が変更されたりします。休職のための診断書であれば、特に「どのくらいの期間休養が必要か」という情報が重要になります。 なお、診断書には治療内容や薬の名称などの詳細は通常記載されません。あくまでも患者の状態と休養の必要性を証明するための文書です。

適応障害の診断書はすぐにもらえるのか?

「適応障害の診断書はすぐにもらえるのだろうか」と不安に思われる方も多いでしょう。結論から言えば、医師の判断によりますが、初診当日に診断書を発行することが多いです。 患者の方には「とにかく診断書が必要で休職したい」という切実な状況の方も少なくありません。症状を確認し、今すぐ休養が必要と医師が判断した場合には、原則初診日であっても当日中に診断書を発行します。

一方で、診断書は単なる形式的な紙ではなく、患者さんの治療や今後の生活に直結する重要な医療文書です。焦って安易に発行してしまうと、後に「なぜ休職したのか」「復職の根拠は何か」が曖昧になり、かえって患者さんご自身が不利になる可能性もあります。 大切なのは「今すぐ休むべき状態か」を医師と一緒にきちんと確認し、患者の方にとって最も安心できる形で発行することです。

診断書がすぐにもらえるケース

以下のようなケースでは、初診当日に診断書が発行される可能性が高くなります。

症状が明らかに重度で、すぐに休養が必要と判断される場合
過去に同様の症状で治療歴があり、症状の再燃が明確な場合
他院からの紹介状があり、すでに診断の根拠が示されている場合
身体症状(不眠、食欲不振、体重減少など)が顕著で客観的に確認できる場合

ただし、これらの条件を満たしていても、最終的には診察した医師の判断によります。医師は患者の状態を総合的に評価し、診断書の発行が適切かどうかを判断します。

診断書発行に時間がかかるケース

一方で、以下のようなケースでは診断書の発行に時間がかかることがあります。

症状が軽度または不明確で、診断の確定に時間を要する場合
他の疾患との鑑別が必要な場合
症状と職場環境の因果関係が不明確な場合
治療方針の検討に時間を要する場合

このような場合、医師は数回の診察を通じて症状の経過を観察し、より正確な診断と適切な治療方針を立てた上で診断書を発行することがあります。

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